公開日:2025年11月21日 更新日:2025年11月25日
敏感肌とはどんなもの?
敏感肌には明確な定義がないため「自分は本当に敏感肌なの?」「乾燥肌や普通肌とは何が違うの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。ここでは、敏感肌とはそもそもどのような状態か、いわゆる普通肌や乾燥肌との違いを整理し、ケアを始めるための基礎知識をお伝えします。
敏感肌の定義と特徴
敏感肌とは、医学的な病名ではありません。主に美容やスキンケアの分野で用いられる、デリケートな肌の状態を指す表現です。通常なら刺激にならないような、汗やメイクの摩擦などわずかな刺激にも敏感に反応するのが特徴です。
敏感肌は皮膚の表面にヒリつきや赤み、かゆみが出やすく、日によって調子が変わりやすい傾向にあります。これは、肌を外部刺激から守るバリア機能が乱れやすいためです。乾燥肌や混合肌など、特定の肌質に限らず、どのような人でも敏感肌になる可能性があります。
若い世代で敏感肌に悩むケースが増えている理由
敏感肌は特定の年齢層に限ったものではありません。しかし、最近では20代の若い世代で「自分は敏感肌だ」と感じる人が増えているという調査結果もあります。実際に敏感肌の女性が増えているわけではなく、生活習慣や環境によって肌が刺激に反応しやすくなっている実感を持つ女性が多いようです。
睡眠不足や不規則な食生活、ストレスの影響で肌のバリア機能は乱れがちです。またスマートフォンやパソコンの長時間使用によるブルーライトは、肌への刺激要因の一つと考えられています。近年では、ブルーライトによる肌への影響も研究が進んでおり、肌の不調と関連がある可能性が指摘されています。
普通肌や乾燥肌との違い
普通肌は水分と皮脂のバランスが整った状態です。一方の乾燥肌は水分や油分が不足し、肌のつっぱりやカサつきを感じやすい肌質です。
敏感肌は、乾燥に加えて、摩擦や気温の変化、紫外線などの刺激にも反応しやすいのが特徴です。ヒリつきや赤み、かゆみが出やすく、肌が一時的に過敏な状態に傾いています。乾燥肌の兆候が増えてバリア機能が弱まると、敏感肌に移行する場合もあります。
また脂性肌でもストレスや生活習慣の乱れにより、敏感肌状態になることがあります。つまり、敏感肌はどのような肌質でも起こり得るのです。
敏感肌特有の悩み「顔の赤み」
敏感肌の方が抱える主な悩みに、顔に現れる「赤み」があります。ここでは、敏感肌特有の赤みの原因や出やすい部位、メイクで悪化する理由などを解説します。
赤みが出やすい部位(頬・鼻まわり・あご)
敏感肌の赤みは顔全体に広がるのではなく、特定の部位に集中しやすい傾向にあります。特に頬や鼻まわり、あごは赤みが出やすいです。頬は皮膚が薄く乾燥しやすいため、外気や気温差の影響を受け、マスクや髪、寝具の摩擦でも赤くなりがちな部位です。鼻まわりの赤みは、皮脂が多い一方でティッシュやマスクワイヤーによるこすれが刺激となり、炎症を起こすことで現れます。
その他、あごは手で触れる機会が多く、マスクの下端が当たりやすい場所です。皮脂腺が多い一方で汗腺が少なく、乾燥によって肌のバリア機能が低下しやすいという特徴もあります。冬はただでさえ乾燥している上に、マフラーによるこすれも加わり、赤みが悪化しやすいでしょう。
赤みがまだらに出るのはなぜ?
敏感肌の赤みは、顔全体が一律に赤くなるのではなく、パッチ状やまだら模様となって現れることが多いです。
原因の一つは、肌のバリア機能のムラです。乾燥しやすい部分と皮脂が多い部分で肌への負担のかかり方が異なり、刺激に対する反応が不均一になります。
また摩擦による刺激の偏りも原因です。頬骨や鼻梁、あご先など出っ張った部分は摩擦が集中しやすく、特に触るクセがある人は局所的に炎症が起こりやすいでしょう。
スキンケアの仕方にも注意が必要です。特定の部位だけ角質ケアを念入りに行う、強くこするように洗顔するなど、局所的な刺激の固定化は敏感な状態を招きます。
さらには、紫外線の当たり方もまだらな赤みに関わります。頬骨などの高い位置は紫外線ダメージを受けやすい場所です。ダメージが蓄積し、赤みや色ムラが出やすくなります。
メイクで隠しても悪化することがある理由
敏感肌の赤みを隠すためにメイクでカバーしても、方法を間違えると症状を悪化させるかもしれません。例えば厚塗りや重ね過ぎは通気性を妨げ、肌に余計な負担がかかってしまいます。また硬いブラシやパフでの摩擦も刺激となり、赤みが強まることがあるためNGです。
また、香料やアルコール、強い酸、レチノールなどを含む下地やファンデーションは刺激を感じやすく、ヒリつきが引き起こされる場合もあります。加えて、メイクを落とす際のクレンジングでゴシゴシこするのは、肌バリアがさらに乱れる要因です。
対策としては、保湿成分を含むベースメイクを選び、柔らかい素材のメイク道具を使うのが効果的です。メイクオフ時はこすらず、ぬるま湯でやさしく洗い流すことをおすすめします。
敏感肌だと赤みが出やすい原因

そもそも、なぜ敏感肌だと赤みが出やすいのでしょうか。ここでは、赤みが出やすくなる主な要因を整理し、それぞれのメカニズムを解説します。
乾燥やバリア機能の低下
敏感肌の人は、肌が乾燥しがちでバリア機能が乱れやすい傾向にあります。例えば、肌の潤いが不足すると外部刺激を防ぐ力が弱まり、わずかな刺激でも赤みやヒリつきを感じやすくなります。エアコンによる乾燥や季節の変わり目の湿度低下、保湿不足が重なると症状が悪化しやすいです。また乾燥が続くと「かゆみ → かきこわし → 赤み」という悪循環に陥ることもあります。
血行不良やストレスによる赤みの悪化
現代ではさまざまなストレスを抱える人が多く、睡眠や食事の内容を含めた生活習慣が乱れがちになる人も多いです。自律神経のバランスも乱れやすくなり、血管の反応が過敏になった結果、通常であれば一時的な顔色の変化で済むところが、敏感肌では赤みや火照り、ヒリつきとして現れることがあります。
紫外線や外的刺激(摩擦・気温差など)
紫外線や外的刺激は、敏感肌の赤みを悪化させる代表的な原因です。紫外線は肌に強いダメージを与え、バリア機能をさらに低下させます。その結果、赤みや色ムラが生じやすく、炎症が長引く場合もあります。
摩擦による刺激も要注意です。洗顔時のこすり洗いやタオルの拭き取り、マスクのこすれは赤みを助長します。屋内外や季節の寒暖差で血管が急に拡張・収縮を繰り返すと、肌の赤みはさらに強まるでしょう。
間違ったスキンケアや過剰な洗顔
敏感肌の赤みは、日常のスキンケア方法の間違いによって引き起こされたり、悪化したりすることがあります。例えば強過ぎる洗浄力を持つクレンジングや洗顔料は、必要な皮脂まで落としてしまうため、乾燥や赤みを悪化させる可能性があります。またスクラブ入りの洗顔料を頻繁に使い過ぎると、肌の表面を傷つけ、敏感な状態を招きます。
化粧水や美容液を叩き込むように塗る行為や、強くこするマッサージもNGです。シートマスクは長時間使用すると逆に乾燥を招く恐れがあるため、使用時間を守りましょう。
敏感肌の赤み対策とケア方法
ここで、敏感肌で赤みが出やすい方に向け、自宅で実践できるスキンケア方法を紹介します。
やさしい洗顔と低刺激なスキンケアの基本
まず、クレンジングや洗顔では皮脂を落とし過ぎないようにしましょう。洗浄料は低刺激・弱酸性・無香料タイプのものを選ぶのがポイントです。
化粧水や美容液は肌になじませる感覚で使い、叩き込まないようにします。スキンケアは多くのアイテムを重ねず、シンプルに行うのが肌負担を抑えるコツです。
保湿でバリア機能を守る
敏感肌の赤み対策において、保湿はケアの要といえます。敏感肌の人はバリア機能が弱りやすいからです。
保湿ケアのポイントは、セラミドやヒアルロン酸など肌にやさしい保湿成分を選ぶことです。化粧水や乳液、クリームで水分と油分をバランスよく補い、洗顔後はできるだけ早く保湿しましょう。
季節や環境に応じて保湿の強さを調整すると、敏感肌でも安定した肌状態を保ちやすくなります。肌の乾燥状態に合わせて保湿力を調整するなど、柔軟なケアを心がけてください。
紫外線対策は365日必要
紫外線対策は一年を通して続けましょう。紫外線は肌のバリア機能を著しく低下させ、赤みを引き起こす大きな要因になります。
日焼け止めは、敏感肌用を選びます。SPF・PAは必要以上に高くなくても問題ありません。塗り直す際はパフやスポンジで軽く重ねるのがおすすめです。帽子や日傘などを併用すると効果的です。
炎症が強い場合はエステサロンや皮膚科へ
赤みが長引き、ヒリつきやかゆみが強い場合は、セルフケアだけでは改善が難しいでしょう。エステサロンや皮膚科でプロに肌の状態を確認してもらうと、適切なケアや治療につながるはずです。
敏感肌の方が抱えやすい赤み以外の悩みと対策

敏感肌の方は、顔の赤み以外にもくすみやシミ、ニキビ跡といった複数の肌悩みを抱えやすい傾向にあります。ここでは、自宅やエステサロンで行える敏感肌のための対策を解説します。
くすみ対策はマイルドなピーリング
くすみが気になる場合、不要な角質を除去するピーリングによって目立ちにくくなると期待できます。ただし強いスクラブの使用は肌を傷つけ、赤みを悪化させる原因となるでしょう。そこでおすすめなのが、刺激の少ない乳酸ピーリングです。乳酸はAHA(フルーツ酸)の中でも分子が大きく、肌表面の角質をやさしく整えてくれ、乾燥や炎症を起こしにくいという特徴があります。
エステサロンの乳酸ピーリングなら、実際の肌の状態を確認した上で適切な施術とアフターケアを受けられ、肌のバリア機能を守りながら透明感のある肌を目指せるでしょう。
シミ対策は紫外線ケア+やさしい美白ケア
敏感肌の方は紫外線ダメージを受けやすく、炎症後の色素沈着が残りやすい傾向にあります。美白ケアをするなら、ハイドロキノンや高濃度ビタミンCは刺激になる恐れがあるためできるだけ避けましょう。ビタミンC誘導体やナイアシンアミドであれば比較的マイルドなため、肌への負担を抑えながら透明感を高められるはずです。
シミ対策は一度で効果が期待できるものではないので、日々の積み重ねが重要です。セルフケアを続けてもなかなか改善が見られない場合は、エステサロンで刺激の少ないケアを受けてみるのも有効です。
ニキビ跡はエステサロンでのケアが有効
セルフケアで保湿や美白ケアを続けても、肌内部の炎症やメラニン沈着までは改善しにくく、それだけでは思うような変化を実感しづらいのが現実です。
エステサロンで受けられる乳酸ピーリングなら、肌表面の古い角質をやさしく除去し、肌の生まれ変わりを促してくれるでしょう。ターンオーバーが整うことで、気になるニキビ跡も少しずつ目立ちにくくなっていくと考えられます。
敏感肌の顔脱毛は、エステ脱毛を選ぶべき?
敏感肌の場合、自己処理で顔脱毛や除毛を繰り返すのはおすすめできません。摩擦が強く、乾燥を招きやすくなるため、赤みが悪化する恐れがあります。
エステサロンの光脱毛であれば、出力を抑えた状態で、プロのスタッフに肌の状態を確認してもらいながら脱毛を進められます。敏感肌でも試しやすい脱毛の選択肢だといえます。
まとめ|敏感肌の悩みはエステサロンに相談
敏感肌の赤みは、乾燥や刺激などさまざまな原因が重なって起こります。赤みだけではなく、くすみやシミ、ニキビ跡、産毛ケアなど、肌の悩みは尽きませんが、共通して大切なのは「肌にやさしいお手入れ」です。
リンリンでは、顔脱毛(上部・下部コース)や、敏感肌にも配慮したホワイトスノーピール(乳酸ピーリング)など、マイルドなフェイシャルメニューがそろっています。プロによる無料カウンセリングで、自分の肌に合ったケアを見つけてみてください。

