公開日:2025年7月2日 更新日:2025年8月22日
そこで本記事では、思春期ニキビの概要や種類、対策について詳しく解説します。すぐにできる対策も多くあるので、思春期ニキビにお悩みの方は参考にしてみてください。
思春期ニキビって何?
思春期ニキビとは、主に10代の成長期にできやすいニキビのことです。ホルモンバランスの変化によって皮脂の分泌量が増えることが主な原因とされていますが、他にも生活習慣やスキンケア方法などさまざまなことが原因になる場合もあります。
思春期には過剰な皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、炎症を伴う赤ニキビや、うみをもった黄ニキビへと進行するケースも。特に額や鼻といったTゾーンは皮脂の分泌が活発でニキビができやすい部位です。
大人のニキビとの違いは?
思春期ニキビは10代のときにできるニキビですが、20代以降にできるニキビについては大人ニキビと呼びます。思春期ニキビと大人ニキビでは、原因やできやすい部位、ケア方法などが大きく異なります。それぞれの違いは、以下の通りです。
| 思春期ニキビ | 大人ニキビ | |
| 主な原因 | ホルモンバランスの変化に伴う皮脂の過剰分泌が原因 | 乾燥やストレス、生活習慣、誤ったスキンケアの影響など、複数の原因が重なってできる |
| できやすい部位 | 額や鼻といったTゾーン | 顎やフェイスラインといったUゾーン、首 |
| ケアのポイント | 皮脂汚れをしっかり落とし、清潔を保つ | 保湿をして、生活習慣を見直す |
なお、大人になっても、思春期ニキビの名残でニキビ跡で悩んでしまうケースもあります。ニキビ跡にならないように、ニキビができた際には適切な対処をすることが大切です。
思春期ニキビの主な原因
成長期にはアンドロゲンなどの性ホルモンの分泌が増える影響で、皮脂の分泌量が一気に増加します。
皮脂が毛穴にたまると毛穴の出口をふさいでしまい、毛穴詰まりが生じます。この状態が思春期ニキビの初期段階です。
さらに毛穴が詰まると、通常は肌に存在する常在菌であるアクネ菌が増殖しやすくなります。アクネ菌自体は、悪い菌ではありません。しかし菌の増殖によって炎症を引き起こし、赤く腫れたニキビへと進行してしまうことがあります。
ホルモンバランスの変化と過剰な皮脂分泌、毛穴詰まりなどによって、思春期ニキビは発生するのです。
思春期ニキビの種類

思春期ニキビには、段階や状態によっていくつかの種類に分けられます。白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビなどがあり、それぞれに適したケアが必要です。
ここからは、それぞれのニキビの特徴や状態について詳しく解説していきます。
白ニキビ
白ニキビは、思春期ニキビの初期段階に当たります。毛穴の出口が閉じた状態(閉鎖面皰)で、皮脂や角質が毛穴にたまり、白色のポツポツとした小さな盛り上がりが見られます。
この段階では、まだ炎症は起きていません。しかし、放置すると毛穴の詰まりが悪化し、赤ニキビや黄ニキビに進行するリスクがあります。白ニキビの段階で適切なスキンケアを行うことが、悪化防止に効果的です。
黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビの毛穴が開いた状態(開放面皰)に進行したものです。毛穴が開くことで、詰まっていた皮脂や角質が空気に触れ、酸化して黒く見えます。
この段階でもまだ炎症は起きていませんが、黒色の見た目が目立つため、つい触りたくなるという方も多いです。しかし、無理に自己処理をすると、毛穴や肌を傷つけてしまい、かえって炎症を引き起こす恐れがあるので注意しましょう。
赤ニキビ
赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビの毛穴内でアクネ菌が増殖し、炎症が起きた状態です。炎症性丘疹とも呼ばれ、毛穴周辺が赤く腫れ、軽い痛みを伴うこともあります。
この段階になると、肌内部で炎症反応が進んでいるため、適切なケアを行わないとニキビ跡が残りやすくなります。つい気になって押しつぶしたくなりがちですが、自己判断でつぶすのは厳禁です。
悪化を防ぐには、市販のニキビ用の医薬品を使用するか、症状がひどい場合は皮膚科の受診を検討しましょう。
黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビの炎症がさらに悪化し、毛穴内部にうみがたまった状態です。膿疱とも呼ばれ、ニキビの中心が黄色っぽく見えます。
炎症が皮膚の深い層にまで及ぶことがあり、ニキビ跡として残りやすい段階です。特に、無理につぶすとニキビ跡になってしまうリスクが高まるため、自己処理は避けましょう。
この状態を改善したいなら、皮膚科の受診を検討するのがおすすめです。適切な治療を受けることで、跡を残さずに改善を目指せるでしょうす。
思春期ニキビができてしまったら?
思春期ニキビができてしまったときは、「触らない・つぶさない」ことが大切です。手で触れたりつぶしたりすると、炎症が悪化しやすく、ニキビ跡になってしまうリスクが高まります。
小まめに洗顔を行い、余分な皮脂や汚れをしっかり洗い落として肌を清潔に保ちましょう。ただし洗い過ぎは逆効果なので、注意が必要です。洗顔方法の詳細については後述します。
ニキビ用の医薬品を使用するのも有効です。使用の際は用法・用量を守り、必要に応じて医師や薬剤師に相談してください。
また、思春期ニキビの悪化を防ぐには、生活習慣の見直しも欠かせません。しっかりと睡眠時間を確保する、バランスの良い食事を心掛ける、ストレスをため込み過ぎないといったことも意識してみましょう。
思春期ニキビの対策方法

思春期ニキビは、日頃のセルフケアや生活習慣を改善することで予防や悪化防止につなげられます。ここからは思春期ニキビの具体的な対策について、詳しくご紹介します。
優しく丁寧な洗顔
思春期ニキビの予防・改善には、小まめな洗顔が欠かせません。ただし誤った洗い方をすると、かえって肌に負担をかけ、ニキビが悪化する原因になります。正しい洗顔方法を意識しましょう。
まず、朝と夜の1日2回を目安に洗顔をしてください。洗顔料はしっかりと泡立て、きめ細かい泡で顔を包み込むように洗いましょう。直接肌をこすらないようにすることがポイントです。
洗う順番は、皮脂の多いTゾーンから始め、乾燥しやすい頬や顎は最後に手早く洗います。ぬるま湯を使って、特に髪の生え際やフェイスラインに泡が残らないよう丁寧にすすぎましょう。洗顔後は柔らかいタオルで、ポンポンと顔を優しく押さえるように水分を取ります。
熱いお湯を使ったり強くこすったりすると、肌のバリア機能の低下につながるので気を付けましょう。
洗顔後の保湿
洗顔によって皮脂や汚れが落ちると、同時に肌の水分も蒸発しやすくなります。肌が乾燥すると皮脂分泌がさらに活発になり、ニキビの原因になることも。
洗顔後は、できるだけ早く保湿を行うことが大切です。化粧水で水分をしっかり補給した後は、乳液やジェルなどで水分の蒸発を防いでください。ベタつきが気になるからと保湿を行わないと、逆に皮脂が過剰に分泌されやすくなるため注意しましょう。
思春期ニキビには、オイルフリーのものや「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示されている保湿アイテムを使うのがおすすめです。
日焼けの防止
紫外線による強い刺激は、ニキビの炎症を悪化させたり、皮脂を酸化させたりする原因になるため対策をしましょう。また、紫外線は肌のターンオーバーの乱れを引き起こしやすく、ニキビ跡が色素沈着してしまう可能性もあります。部活動や体育の授業などで、屋外で過ごす時間が多い方は意識して対策を行いましょう。
日常的な紫外線対策としては、肌に優しい日焼け止めを塗るのがおすすめです。ノンケミカル処方やせっけんで落とせるタイプのものなら、肌への負担を抑えながら継続的に使いやすいでしょう。さらに、日焼け止めは汗や皮脂で落ちやすいため、小まめな塗り直しも忘れずに行ってください。
さらに帽子やパーカーを被って、紫外線を遮ることも有効です。日焼け止めと合わせて対策をしましょう。
バランスの取れた食生活
食生活は、思春期ニキビの予防や改善に大きな影響を与えます。お菓子や揚げ物、ファストフードといった糖分・脂肪分の多い食品は皮脂の分泌を促し、ニキビの悪化につながりやすいです。ジュースや炭酸飲料などの甘い飲料にも糖分が多く含まれているため、摂り過ぎに注意しましょう。
代わりに肌の健康に必要なビタミンB群・ビタミンC・ビタミンA・ビタミンE、ミネラル、食物繊維が豊富な食べ物を意識的に取り入れてください。具体的には、野菜や果物、海藻、豆類、魚などをバランス良く食べることが大切です。
1日3食、なるべく決まった時間に食事をすることで、生活リズムも整いやすくなります。特定の食品だけに頼るのではなく、栄養バランス全体を意識して食事をしましょう。
睡眠時間の十分な確保
十分な睡眠は、思春期ニキビの対策に欠かせない要素の一つです。睡眠中には肌のターンオーバーや成長ホルモンの分泌が活発になり、肌の修復や再生が行われます。中学生や高校生なら、7〜8時間以上の睡眠時間を確保するのがよいでしょう。
規則正しい生活リズムも重要です。就寝・起床時間をなるべく一定にし、体内時計を整えることで、ホルモンバランスも安定しやすくなります。寝る前のスマートフォンやゲームは、ブルーライトの影響で睡眠の質を下げる原因になりやすいため、できるだけ控えましょう。
リラックスできる入眠習慣を取り入れるのも、効果的です。軽いストレッチや読書など自分に合った方法で心身を落ち着けてから、就寝するように心掛けましょう。
ストレスの解消
ストレスはホルモンバランスに影響を与え、ニキビの悪化につながることがあります。ストレスとうまく付き合い、日常生活の中で適度に解消していくことが大切です。
ストレスを感じたときに行える、自分なりのリフレッシュ方法を見つけましょう。スポーツや音楽などの趣味に打ち込んだり、友人と話をしたりする時間を持つのも良い方法です。また悩みがある場合は一人で抱え込まず、家族や友人、先生などに相談するようにしましょう。
意識的にリラックスできる時間を作ることも、効果的です。深呼吸やストレッチ、アロマなどを取り入れてみてください。完璧にストレスをなくす必要はありません。ストレスとうまく付き合いながら、心と体のバランスを保つことが肌の健康にも良い影響を与えます。
思春期ニキビに関するよくある質問
ここからは、思春期ニキビに関するよくある質問について回答します。ここまでご紹介した内容を分かりやすくまとめているので、参考にしてみてください。
思春期ニキビの原因は?
思春期ニキビの主な原因は、成長期に伴うホルモンバランスの変化です。性ホルモンの分泌が活発になることで皮脂の分泌量が増加し、毛穴が詰まりやすくなります。さらに詰まった毛穴の内部では、皮脂を栄養源とするアクネ菌が繁殖しやすい状態に。その結果、炎症が起こり思春期ニキビが発生します。
また、スキンケアの誤りや乱れた生活習慣、ストレスなどもニキビの悪化に影響を与えるため、原因は一つではなく複数の要素が関係している場合も多いことを理解しておきましょう。
思春期ニキビを放置するとどうなる?
「そのうち治るだろう」と思春期ニキビを放置してしまうと、炎症が悪化してしまう可能性があります。最初は軽度の赤ニキビでも、進行するとうみがたまった黄ニキビへと変化し、肌へのダメージが大きくなります。
さらに、ニキビを無理につぶすとニキビ跡として残ってしまうかもしれません。一度跡になると、セルフケアだけでは改善が難しくなるため注意が必要です。
炎症が起こっていない白ニキビや黒ニキビでも、早めの適切なケアが大切です。すぐにできることから始め、悪化を防ぎましょう。
思春期ニキビを予防するには?
思春期ニキビを予防するには、適切なスキンケアと規則正しい生活習慣を意識することが大切です。まずは優しく丁寧な洗顔で肌を清潔に保ち、洗顔後はしっかりと保湿しましょう。紫外線もニキビを悪化させる原因の一つになるので、日中は紫外線対策も忘れずに行ってください。
さらにバランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレスを上手に解消することも肌の健康につながります。ニキビができても触ったりつぶしたりせず、髪型や寝具を清潔に保つことも予防に効果的です。
まとめ
思春期ニキビは、成長期特有のホルモンバランスの変化や間違ったスキンケア方法、生活習慣といったさまざまな原因が重なって起こる肌トラブルです。放置すると悪化し、場合によってはニキビ跡が残ってしまうこともあるため、本記事でご紹介した内容を参考に、早めに対策を行いましょう。
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