公開日:2025年11月21日 更新日:2025年11月25日
そもそも肌のくすみとは?

そもそも「くすみ」とはなんでしょうか。シミや日焼けとの違い、気づきにくいサイン、特に20代女性に多く見られるくすみの悩みなどを紹介します。
くすみとシミ・日焼けとの違い
くすみとは、肌全体の透明感や明るさが低下し、顔色が暗く見える状態のことです。うっすらと濁って見えるような肌の状態も、くすみと表現する場合があります。
シミとは、メラニンが局所的に過剰に生成・沈着して肌に現れるもので、境界がはっきりした色素斑です。おでこや頬、鼻など顔の中でも出っ張った部分にできやすく、明確な斑状であるところが、くすみとの大きな違いといえます。
日焼けは、紫外線にさらされた後に起こる肌の一時的な炎症や色素沈着です。肌が赤くなったり全体的に黒っぽくなったりしますが、時間の経過と共に元に戻る点がくすみと異なります。
「肌のくすみってどんな感じ?」よくあるサイン
肌のくすみは、気づかないうちに現れる場合があります。日常で感じやすいくすみのサインとしてまず挙げられるのは、ファンデーションの色が合わなくなることです。スキンケアやメイクの際に、化粧ノリが悪く肌がごわつく感覚があるなら、それもくすみのサインと捉えられます。
また顔色が暗く、疲れて見える場合も、肌のくすみが原因の可能性があります。特に、十分な睡眠を取っているはずなのに顔色が冴えないと感じたら注意が必要です。
くすみができると、肌本来の透明感が失われてしまいます。以前はあった内側から輝くような肌の明るさが感じられなくなったら、くすみ対策を検討するタイミングです。
20代女性に多いくすみ悩み
くすみは30代や40代特有の悩みというイメージがあるかもしれませんが、20代の女性でも肌の透明感が失われたと感じる人が少なくありません(※)。その理由は、くすみが加齢だけではなく、日々の生活習慣や環境要因に大きく影響されるからです。
睡眠不足はくすみを引き起こす代表的な要因です。不規則な生活が続くとターンオーバーのリズムが乱れ、肌の明るさが失われていきます。さらに、糖質中心の食生活や野菜不足は酸化ストレスを高め、くすみを悪化させる原因となることもあります。
ストレスやホルモンバランスの乱れ、長時間のパソコン作業による血行不良も要因です。さらに、紫外線対策を怠るとメラニンが蓄積し、肌のトーンが下がります。
悪い生活習慣の積み重ねが、少しずつ肌の透明感を奪い、くすみやすい肌へと変化させています。20代であっても、くすみに気づいたら早期ケアが大切です。
※参考:しごとなでしこ総研.「<調査/生活環境が肌におよぼす影響> なんと!20代女性の約5割がくすみ肌!! いまどき女性ならではの「5大くすみリスク」判明」
※参考:医療法人社団鉄結会.「肌悩みが集中力・自信に影響 20代女性の仕事と肌トラブル実態調査」.FNNプライムオンライン
肌のくすみの主なタイプと原因
肌のくすみには、実はいろいろなタイプがあります。代表的なくすみの種類とそれぞれの原因を解説するので、自分がどのタイプのくすみに当てはまるのかをチェックしましょう。
乾燥によるくすみ
乾燥によるくすみは、肌が白っぽく粉をふいたように見えたり、全体がどんよりとくすんで見えたりするのが特徴です。肌の水分が不足すると光をきれいに反射できなくなり、キメも乱れて滑らかさや透明感が損なわれます。こうした状態は、肌のバリア機能の低下とも深く関係しているとされています。
また、角層の水分量が低下すると肌のバリア機能が弱まり、外的刺激を受けやすい状態になるでしょう。その結果、肌が微細な炎症を起こし、より暗くくすんで見えることもあります。
冬場やエアコンの使用による乾燥した環境では、どうしても乾燥によるくすみが出やすくなります。洗顔のし過ぎや摩擦によっても水分保持力が低下するので注意が必要です。
血行不良によるくすみ
血行不良によるくすみは、顔色が青黒く沈んだり、疲れた印象を与えたりするのが特徴です。血液の流れが滞ると肌に酸素や栄養が届きにくくなり、くすんで見えると考えられています。背景には、睡眠不足や冷え、ストレスなど生活習慣の乱れがあるケースも多いです。
血行を悪化させる要因としては、睡眠不足や体の冷えが分かりやすいです。長時間のデスクワークや運動不足も、全身の血の巡りを悪くします。見落としがちなのはストレスです。精神的な負担が多い生活が続くと自律神経が乱れ、血管を収縮させて血流を悪化させる場合があります。
自分では調子がよいつもりでも「疲れて見える」「体調が悪そうに見える」と周囲から言われることが増えた場合、血行不良によるくすみが顔に出ているかもしれません。
糖化によるくすみ
肌が黄色っぽく、全体に濁ったように見える黄ぐすみは、糖化が関係していると考えられています。糖化とは、体内で余分な糖がタンパク質と結びつき、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質が生成される現象です。AGEsはコラーゲンなど肌の構造に影響を与え、弾力や透明感の低下につながる場合があります。
甘いお菓子や清涼飲料水、加工食品など糖質の多い食事が続くと、糖化が進行しやすいといわれています。食事では、糖質の摂取量に気を配るとともに、抗酸化作用のある栄養素(ビタミンCやポリフェノールなど)を取り入れることが有効です。
メラニンによるくすみ
メラニンによるくすみは、肌全体がほんのり茶色っぽく沈んで見えるのが特徴です。紫外線や摩擦などの刺激によってメラニンが過剰に生成され、それが排出されずに肌にとどまるとくすみが生じるとされています。長引くと色素沈着につながる場合もあるでしょう。
本来であればターンオーバーによってメラニンは自然に排出されますが、代謝が乱れると肌内部にとどまり、色素沈着を起こします。その結果、肌全体が暗く見えたり、部分的にまだらな茶ぐすみが現れたりするのです。
日々のUVケアを怠ったり、洗顔やクレンジングで強く肌をこすり過ぎたりすると、茶ぐすみが悪化しやすいです。
肌のくすみタイプ別の対策
肌をくすませている原因が特定できたら、次は対策を考えましょう。くすみのタイプ別に効果的なケア方法を紹介します。
乾燥によるくすみの対策
乾燥によるくすみは、肌の水分不足とターンオーバーの乱れが主な原因なので、まずはしっかりと保湿することから対策を始めます。
毎日のスキンケアには、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸配合の保湿剤を選ぶとよいでしょう。潤いを与えて肌のバリア機能を整えていきます。洗顔やクレンジングでは、強い洗浄力のある製品は避け、低刺激でしっとりと仕上がるタイプを使うのが効果的です。肌に必要な皮脂まで落とすと、乾燥が進行しやすくなります。
週1〜2回のマイルドなピーリングや酵素洗顔で古い角質をオフすると、保湿成分が肌に浸透しやすくなります。ただし過度なケアは肌に負担をかけるので、頻度には注意が必要です。
血行不良によるくすみの対策
血行不良によるくすみには、まずは体を温めて血流をよくするのが大事です。身近な対策としては入浴が挙げられます。ぬるめのお湯にゆっくりと漬かると、全身の血流がスムーズになるはずです。また朝晩のスキンケア時には、蒸しタオルで顔を温めると一時的に血行が高まり、くすみの緩和に役立ちます。
フェイスラインやこめかみをやさしくマッサージするのもおすすめです。強くこすらず、手のひら全体でゆっくりと押すように動かしましょう。さらに、日常的にストレッチやウォーキングなど軽い運動を取り入れると、根本的な血流アップが期待できます。
冷え対策も大切なので、首や足元を冷やさないよう注意してください。温かい飲み物を意識して取ると、内側からも体を温められます。
糖化によるくすみの対策
糖化による肌の黄ぐすみをケアするには、食生活の見直しが不可欠です。普段の食事や間食で甘いお菓子や清涼飲料、加工食品をよく摂取しているなら、少しずつ控えるように心がけてみてください。
主食は、白米やパンだけではなく、玄米や全粒粉など血糖値を上げにくい食品を選ぶのもおすすめです。またビタミンB群やポリフェノールを含む食材を意識的に取り入れると、糖化を抑える働きが期待できます。
とはいえ、過剰に糖質(炭水化物)を避ける食事はあまりおすすめできません。タンパク質や脂質、ビタミンなどとのバランスを考慮しながら、体によいものを選びましょう。
メラニンによるくすみの対策
メラニンによるくすみ対策には、紫外線と肌への刺激を避けることが重要です。
紫外線は季節や天候を問わず降り注ぐため、対策として日焼け止めを毎日使用し、外出時は帽子や日傘も活用します。
また摩擦刺激もメラニン生成を促す要因の一つです。クレンジングや洗顔では、力を入れずやさしく泡で包み込むように洗ってください。美白有効成分を含むスキンケアを取り入れるのもよいでしょう。ビタミンC誘導体やアルブチン、トラネキサム酸などは、メラニン生成を抑えて肌の透明感をサポートするといわれています。
ターンオーバーを整えて、自然にメラニンを排出できる肌を目指すためには、十分な睡眠と栄養も欠かせません。
セルフケアだけでは不十分?くすみの見極めの注意点

スキンケアや生活習慣の見直しでくすみをケアしても、思うように変化が実感できない場合があります。その原因の多くは、くすみのタイプを正しく見極められていないことや、セルフケアの限界です。ここでは、自己判断が難しいケースや注意すべきポイント、エステサロンでの専門的なケアを検討する際の判断基準を紹介します。
セルフケアだけで期待したほどくすみが改善しない理由
先述の通り、ケアをしてもなかなか変化が見られない場合の大きな理由には、くすみのタイプの見極めと適切なケアができていないことが考えられます。自分の思い込みでケア方法を決めてしまうと、肌の状態に合わない間違ったケアを続けてしまうかもしれません。合わないケアは、かえって肌に負担をかけ、くすみを悪化させてしまうことさえあります。
スキンケアや生活習慣の見直しによる効果は肌のターンオーバーに合わせて徐々に表れるため、短期間では変化が感じにくい点も課題です。
自己判断は難しい! 誤解しやすいケース
肌のくすみは見た目の印象で判断しやすい反面、自己判断では誤りやすい可能性もあります。例えば、紫外線やホルモンバランスの影響で現れたシミや肝斑を「肌全体のくすみ」と思い込むケースが挙げられます。これらはいずれも色素沈着の一種であり、通常のくすみケアでは効果を得にくいのが特徴です。
また睡眠不足やストレス、乾燥によって一時的に顔色が冴えないだけの状態を、慢性的なくすみと勘違いするケースもあるでしょう。複数の原因が絡み合ってくすみを生じさせているような場合もあり、自己判断はとても難しいものです。
気になったらエステサロンのカウンセリングへ
セルフケアを続けてもくすみがなかなか変化を実感できない場合や、自分のくすみのタイプが判断できずに悩んでいる場合は、エステサロンでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
プロの目で肌の状態を詳しく分析すれば、くすみの根本原因を正確に把握できるでしょう。肌質や生活習慣に合わせたくすみケアのプランやホームケアの提案を受けられれば、自己流と比べて効率的に対策ができる点も魅力です。
エステサロンでの定期的なケアを受けた結果、くすみにくい肌を手に入れることにもつながります。
まとめ|日常ケア + エステサロンケアで透明肌を目指しましょう
一口にくすみといっても、乾燥、血行不良、角質の蓄積など原因はさまざまで、対処法もそれぞれ違います。鏡の前で悩んだり効果が実感しづらい自己流のケアを続けたりするよりは、プロの目でチェックしてもらうのがくすみケアの近道となるでしょう。とはいえ、もちろんセルフケアも大切です。セルフケアで肌の調子を整えつつ、エステサロンでのスペシャルケアも取り入れて、クリアな印象の肌を目指しましょう。
リンリンの「ホワイトスノーピール」は、さまざまな肌悩みを抱える方におすすめです。自分の肌に合ったケア方法を見つけられる無料カウンセリングも行っているので、ぜひお気軽にご利用ください。

