公開日:2025年7月29日 更新日:2025年8月22日
本記事では、赤みが目立つニキビ跡の原因や、ニキビ跡を薄くするセルフケアや施術、ニキビ跡がある場合の注意点などについて解説します。赤みが目立つニキビ跡にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
赤みが目立つニキビ跡の原因は?
ニキビ跡とは、ニキビが治った後に残る赤みや凹みのことを指します。これは、ニキビによる炎症などで受けた肌のダメージが完全には回復せず、何らかの形で跡が残ってしまった状態です。色素沈着によってシミのように見えるものや、肌がクレーター状になるケースもあります。
ニキビができた場合、炎症が進行する前の段階で適切に対処すれば、基本的には跡は残りません。しかし、ニキビが炎症を伴うほど悪化してしまうと、ニキビ跡が残ってしまうのです。
ここからは、赤みの目立つニキビ跡ができやすい箇所やニキビの種類について解説します。
赤みが目立つニキビ跡ができやすい箇所
一般的に、赤みのあるニキビ跡は以下に挙げる箇所にできやすいとされています。
● 頬
● おでこ・鼻
● フェイスライン
赤みのあるニキビ跡ができるのは、ニキビが炎症を起こした際に修復反応として毛細血管が増えたり拡張したりすることが原因です。頬はもともと毛細血管が多い箇所であるため、特に赤みが残りやすい傾向にあります。
また、フェイスラインはホルモンバランスの影響を受けやすく、大人になってからニキビができやすい箇所です。ターンオーバーの働きは20代をピークに徐々に低下してくとされており、皮膚の生まれ変わりに時間がかかります。そのため、ニキビができた際に炎症が長引きやすく、赤みのあるニキビ跡として残りやすくなることがあるのです。
赤みが目立つニキビ跡になりやすいニキビの種類
ニキビは、段階によって以下のような種類に分かれます。
● 白ニキビ:毛穴に皮脂が詰まり、少し盛り上がった状態
● 黒ニキビ:皮脂が表面に出て空気に触れ、酸化して黒くなった状態
● 赤ニキビ:炎症が起きて赤くなった状態
● 黄ニキビ:化膿した状態
● 紫ニキビ:重度の状態
毛穴の奥で炎症が起きると、修復反応によって毛細血管が新たに作られたり拡張したりするため、皮膚が赤く見えるようになります。そのため、ニキビの中でも炎症を起こしている赤ニキビや黄ニキビ、紫ニキビは治った後に赤みが残りやすいです。特に重度の紫ニキビになると、高い確率でニキビ跡が残るでしょう。
赤みが目立つニキビ跡を消すことはできる?
一般的に、赤みの目立つニキビ跡ができても、軽度な状態であれば時間の経過とともに少しずつ薄れていきます。炎症によって増加・拡張していた毛細血管が、自然に減ったり収縮したりするためです。
しかし、すぐにニキビ跡が消えるわけではなく、半年以上かかることもあります。
半年以上経ってもニキビ跡が消えない場合、ニキビができた際に傷付いた皮膚組織が十分に修復されず、ダメージが残ってしまっている可能性があります。
赤みが目立つニキビ跡を改善するセルフケア

赤みが目立つニキビ跡ができた場合は、元の肌状態に近づけるためにも、適切な方法でケアを続けることが大切です。ここでは、ニキビ跡を目立たなくするセルフケアの方法をご紹介します。
ただし、赤みが目立つニキビ跡はセルフケアだけでは、必ずしもきれいにな改善できるとは限りません。きれいに消えない場合は、エステやクリニックで施術を受けることも検討した方がよいでしょう。
ビタミンCを含んだアイテムでケアする
赤みのあるニキビ跡を薄くするには、ビタミンCが配合された化粧水や乳液などでお手入れするのがおすすめです。ビタミンCには以下のような働きがあり、ニキビ跡を薄くする効果が期待できます。
● 抗酸化作用:肌荒れや肌トラブルの予防・改善
● メラニン色素の生成を抑制:メラニン色素の生成を抑え、色素沈着を予防・改善する
● コラーゲン生成を促進:肌の弾力を取り戻す
上記の働きによって肌の状態が整うことで、肌のターンオーバーのサイクルを正常にする効果も期待できます。ターンオーバーが正常に機能することで、皮膚の細胞が生まれ変わり、肌の修復機能が高まります。その結果、炎症後の赤みも徐々に軽減され、目立ちにくくなるでしょう。
ただし、短期間で効果を実感することは期待できません。毎日丁寧にお手入れを続けることが大切です。
紫外線対策を徹底する
赤みのあるニキビ跡が気になる場合は、紫外線対策を徹底することが重要です。赤みのあるニキビ跡に紫外線が当たると、炎症が悪化したり毛細血管が刺激を受けて拡張したりする恐れがあります。
さらに、紫外線を浴びた肌はメラニン色素を生成します。赤みを伴うニキビ跡は、炎症の影響によりターンオーバーの周期が乱れていることが多く、その結果、生成されたメラニン色素がスムーズに排出されにくくなるのです。
その結果、色素沈着を起こし、赤いニキビ跡が徐々に茶色いシミのように変化する恐れがあります。ニキビ跡の色素沈着が進行してシミのようになると、炎症後の赤みに比べて改善までに時間がかかりやすいです。
紫外線は季節を問わず一年中降り注いでおり、特にUVA(長波長紫外線)は窓ガラスも透過する性質があります。年間を通して、外出するときはもちろん、室内で過ごすときも日焼け止めを塗ってケアをしましょう。
生活リズムを整える
赤みのあるニキビ跡を薄くするには、生活習慣の見直しも重要です。十分な睡眠時間を確保し、栄養バランスの取れた食事を続け、体の代謝機能や皮膚の修復力が高まります。
睡眠時間が肌の健康と関係があるのは、就寝中に分泌される成長ホルモンが、肌のターンオーバーを促進する働きを持っているためです。成長ホルモンは、就寝してから1~2時間経った頃に訪れる、深い眠り(ノンレム睡眠)のときに多く分泌されます。
食事では、ビタミンCやビタミンB6などの肌に良い栄養素を、意識的に摂取するとよいでしょう。ビタミンCやビタミンB6には、以下のような働きがあります。
| 種類 | 主な働き | 多く含む食材 |
| ビタミンC | ・抗酸化作用 ・コラーゲン生成 ・メラニン色素の生成を抑制 | ・いちご ・キウイフルーツ ・ブロッコリー ・トマト ・ピーマンなど |
| ビタミンB6 | ・皮膚の元であるたんぱく質を生成 ・皮脂分泌をコントロール | ・牛レバー ・バナナ ・マグロなど |
赤みが目立つニキビ跡を改善するケア・治療法

セルフケアを継続していても赤みのあるニキビ跡がなかなか改善しない場合は、美容サロンやクリニックでケアや治療を受けるのがおすすめです。
ここからは、美容サロンやクリニックで受けられるケアや治療法についてご紹介します。
ピーリング
ニキビ跡のケア方法として挙げられるのが、ピーリングです。ピーリングは「皮を剥ぐ・むく」という意味の言葉です。クリニックでのピーリングは、肌に弱酸性の溶液を塗り、古くなった角質を除去する方法を指します。古い角質を取り除いて肌のターンオーバーのリズムを整えることで、赤みのあるニキビ跡の改善や解消を目指せます。
ピーリングは、クリニックと美容サロンの両方で受けられますが、それぞれの特徴は以下の通りです。
| 種類 | 特徴 |
| クリニックでのピーリング | ・薬剤を使用し、酸で古い角質を溶かす ・肌の奥深くまで作用するものもある ・薬剤だけではなく、レーザーを使ったピーリングもある |
| 美容サロンでのピーリング | ・専用のジェルやクリームを塗布して、肌表面の角質を柔らかくする ・肌表面の状態を整えたり肌のターンオーバーを促したりするために行う |
レーザー治療
クリニックで受けられる治療の一つに、レーザー治療があります。特殊なレーザーを照射する治療法で、肌の赤みを予防・改善します。ただし、1回の治療で収まることはなく、何度か通って照射を受けなければなりません。
さらに、レーザー治療を受けた後の肌は刺激に反応しやすくなっているため、炎症や乾燥を招かないよう、十分な紫外線対策が必要です。以下のような対策をして、紫外線から肌を守りましょう。
● 刺激の少ない日焼け止めを塗る
● 帽子をかぶる
● 日傘を差す
なお、医療レーザー脱毛といった他のレーザー治療を受けている場合は、事前に伝えてください。複数のレーザー治療を受けていると、万が一副作用が起きたときに原因を特定するのが難しくなるためです。
内服薬による治療
内服薬を服用して赤みの目立つニキビ跡を消す治療法もあります。肌の代謝を改善しターンオーバーのリズムを整えるビタミン剤やアミノ酸などが処方されることが一般的です。
なお、ビタミン剤などは薬局やドラッグストアで市販品を購入できますが、自分の体質や症状に合ったものを購入できるとは限りません。クリニックで医師の診察を受けた後、自身の肌の状態に合うものを処方してもらうのがおすすめです。
外用薬による治療
赤みの目立つニキビ跡を薄くする治療法として、外用薬の使用が挙げられます。赤みのあるニキビ跡を薄くしたい場合、レーザー治療やピーリングよりも、外用薬から始めるケースも多いです。
ニキビ跡の治療では、以下のような外用薬が使われます。
● ヘパリン類似物質:炎症を抑えたり、血行を促したりする働きがある
● ビタミンC誘導体:メラニンの生成を防ぐ
● トレチノイン:古い角質をはがし、皮脂の分泌を抑制
外用薬によって保険適用外かどうかが異なります。保険適用外の場合、クリニックが自由に料金を設定できるため、治療費が高額になる場合もあるでしょう。費用についても事前に確認しておきましょう。
赤みが目立つニキビ跡がある場合の注意点
顔に赤みが目立つニキビ跡があるときは、悪化しないようにいくつか気を付けるべきポイントがあります。
セルフケアを続けたり、クリニック・サロンでケアや治療を受けたりしても、注意点を守らなければ長引くこともあるでしょう。そのため、下記の注意点を知っておくことが大切です。
シェービング方法に注意
顔の産毛が気になり、カミソリで剃ってケアしている方も多いのではないでしょうか。
顔を剃るときにカミソリを使うと、どれだけ丁寧にシェービングしても、肌の角質を薄く削ってしまいます。カミソリで肌に傷が付くと、バリア機能がうまく働きません。すると外部からの刺激に弱くなり、些細なことで赤みやかゆみを起こすようになる恐れがあります。赤みのあるニキビ跡の回復にも影響するでしょう。
そのため、顔の産毛をケアするときは、カミソリではなく、フェイス用の電気シェーバーを使うのがおすすめです。フェイス用のシェーバーは刃が直接肌に当たらない構造になっているため、カミソリよりも肌への負担が軽くなります。産毛を丁寧に処理すれば、ニキビの原因となる雑菌の繁殖を抑えることにもつながるでしょう。
保湿し過ぎない
保湿はスキンケアの基本です。しかし、以下に挙げる理由から、過度な保湿はかえって肌に良くないケースがあります。
● 化粧水を付け過ぎると皮膚の油分・水分のバランスが崩れ、天然の保護膜である肌表面の皮脂膜がうまく形成されず、かえって乾燥するケースがある
● 乳液を付け過ぎると毛穴詰まりを起こし、ニキビの発生を招くことがある
● ケアのし過ぎにより、肌が本来持っている保湿機能が低下することがある
皮脂の多い肌の場合、抗酸化作用のある成分を含んだ美容液を使うのもおすすめです。皮脂は紫外線や熱の影響で酸化しやすく、酸化した皮脂はバリア機能を低下させて肌に悪影響を与えてしまいます。抗酸化成分が含まれた美容液でケアをすれば、酸化防止の効果が期待できます。
何度も洗顔しない
ニキビや肌の油分が気になるからといって、1日に何度も顔を洗うことはやめましょう。
洗顔は皮膚を清潔に保つために必要ではあるものの、頻繁にし過ぎると肌を保護するために必要な皮脂まで洗い流してしまう恐れがあるためです。頻繁な洗顔で水分と皮脂のバランスが崩れ、皮脂膜がうまく形成できなくなれば、肌の乾燥を招いてしまうでしょう。
場合によっては、乾燥を補おうとして皮脂の分泌量が増え、かえってオイリーな肌になってしまうこともあるため、頻繁な洗顔はやめましょう。
洗顔の適切な頻度は、朝と夜の1日2回です。石けんや洗顔料をよく泡立てて洗い、肌に残らないようにしっかりと洗い流しましょう。スクラブ入りや洗浄成分の強い洗顔料は刺激が強いため、ニキビ跡が残った肌にはあまり向いていません。できるだけ肌に優しいものを選びましょう。
低刺激のスキンケア用品を選ぶ
赤みの目立つニキビ跡が残った肌をケアするときは、低刺激のスキンケア用品を選ぶことが大切です。赤みの目立つニキビ跡が残った肌はバリア機能が低下し、外部からの刺激に弱い状態になっています。そのため、刺激の強いアイテムを使うと、肌にダメージを与えかねません。
スキンケアに使うなら、以下の表記があるアイテムを選びましょう。
● 低刺激
● ノンコメドジェニック
ノンコメドジェニック製品とは、コメド(毛穴の皮脂詰まり)ができにくいように作られているアイテムのことです。油分が抑えられており、さっぱりとケアできます。化粧水や乳液だけではなく、メイク用品にもノンコメドジェニック製品があります。
皮膚のターンオーバーが正常になり、赤みの目立つニキビ跡が薄くなっていくまで、できるだけ肌に刺激を与えないように注意してケアを続けましょう。
まとめ
ニキビが治まっても、赤みのあるニキビ跡が長く残ることがあります。これはニキビで炎症が起きた際、毛細血管が増加・拡張したことによるものです。軽度であれば、継続的にビタミンCを含んだアイテムでセルフケアをしたり、生活リズムを整えたりすれば、次第に消えていくでしょう。
長引く場合は、美容サロンやクリニックでケアや治療を受けるのがおすすめです。
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